10月31日、11月1日の2日間、七尾線観光列車 『 花嫁のれん号 』 で、
醤油の試飲・販売をしてきました。
『 花嫁のれん 』 とは、花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る石川県の伝統文化 です。
『 花嫁のれん号 』 は、石川の伝統工芸の金箔や輪島塗で彩られており、車両全体で
石川の和と美を感じ満喫することができる列車で、金沢・和倉温泉間を土日祝日を
中心に1日2往復します。
車中、和装アテンダントさんによる食のおもてなしがあり、記念撮影のお手伝いも
してくださいます。
2号車に設けられたイベントスペース「楽市楽座」では、沿線の市町村が催す
伝統芸能の披露や地元産品の試食・販売など、地域色豊かなイベントもあり、
これも楽しみの一つです。
揺れる車内での試飲、醤油をこぼさないようにとはじめ緊張しましたが、
慣れてくるとお客様との会話もはずみ、外の景色を見る余裕もでてきました。
休憩時のお昼ごはんも、旅に気分を味わって駅弁を買いホームのベンチで
いただきました。
その間、北陸新幹線や在来線の電車が数多く目の前を通り過ぎ、和倉温泉駅では
奥能登へ向かう観光列車 『 のと 里山里海号 』 も見ることができ、子供のころから
電車好きの私には、思いがけない至福のひとときでした。
とはいっても、2日間揺れる電車で立ったままの仕事、
最後に電車を降りたとたん,気が緩んだのか腰にググッと痛みがはしり
しばらくは腰をさすりながら仕事をすることになるでしょう。
お疲れさまでした。