3月に入り、仕込みも順調に進んでいます。
やはり今年は暖かいせいでしょうか、
盛り込みや手返しの作業はいつもの年より多く汗をかいてしまします。
今日は出麹の日。
3日間かけて胞子をつけた麹を杉桶にうつし、食塩水と混ぜ合わせます。
そして、いよいよここから2年間、自然のままにじっくりと発酵熟成させて、
柱や梁に長年棲みついている乳酸菌や酵母菌の力を借りながら
美味しいもろ味をつくりあげるのです。
気の長い話ですね・・・
その間、「美味しいもろ味になれよ」と櫂棒で丁寧に櫂つきを。
これがまた、なかなか大変なのですが、美味しいもろ味をつくるには
欠かせない作業です。
醬油づくり、奥深いことがたくさん!!