再利用

毎年春になると、中山さんが醤油の搾りかすをとりにいらっしゃいます。
           DSCN1875.JPG
中山さんは能登最高峰宝達山の麓で金沢料理や佃煮でおなじみの〝ごり(カジカ)〟などの養殖をされている方です。   宝達カジカ養魚
醤油の搾りかすはホンモロコ(琵琶湖原産、長さ10センチほど)という魚の稚魚の餌を作るのに利用しています。
「稚魚が産まれる一ヶ月前に池や田んぼに濃いめの搾りかすを入れおくと、餌となる5ミリほどのミジンコがわいてきて、新たに餌を入れなくてもそのままの状態で一ヶ月近く継続させることができる。昔は鶏糞と石灰を利用した肥料を作っていたが、人工の肥料だと池や田んぼの底に蓄積して水が汚れてしまって苦労したものだが、搾りかすだと水の汚れもなくとても重宝している」、とおっしゃっていました。
醤油の搾りかすは骨粗しょう症予防に効果があるとされる〝イソフラボン〟という物質がたくさん含まれている優れもの、醤油屋にとっては不要になったものですが、このような形で再利用されることはとっても有難いことです。
ホンモロコは気候によって毎年卵を産む時期が違うそう、去年は5月半ばだったがが今年は早いとか、元気なたくさんの卵が産まれるといいですね。
ちなみにホンモロコは塩焼きや唐揚げ、甘露煮としていただくと美味しいそうです。
ヤマチ醤油をかければいちだんと美味しくなりますよ。お試しください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*